赤穂学林

ようこそ赤穂学林へ

坐禅会や写経会をはじめ、童話会やコーラス会などを定例で開催しております。
宗派を問わずご参加いただけます。
材料や弁当代などは実費かかりますが、参加は無料です。

参加ご希望の方は、寺務局 電話 0791(42)2068へご一報下さい。

赤穂学林「版木の会」開講のご案内

平成21年11月21日~23日に開催した「版木」展示会(赤穂市立図書館ギャラリーにて)に伴いまして、平松康宏先生ご指導の下、「版木の会」開講の運びとなりました。
ご興味をお持ちの方はお気軽にお問い合わせ下さい。

坐禅会 写経会
古文書会 茶道会
水墨画とお花 版木の会
原始仏教講座 仏教セミナー
   

坐禅会

坐禅堂

坐禅の始められた頃のこと 井藤素一

最初の坐禅会は昭和60年5月12日の日曜日午前6時から1時間行われた由であるが当日は神戸市で開かれた一剣会総会に出席したので参加していない。
当時寺務局に勤めておられた笠岡幸三氏が17日来訪して参禅を勧めて帰られて6月2日参禅したのが最初である。

7月7日は京都顕真学苑の七夕忌に参詣したのでこれまた坐禅会はお休みであり8月4日の坐禅会からは毎月第一日曜日の朝の坐禅会には欠かさず参禅している。
当時参禅していた人の名を挙げると次の如くである。敬省略で
尼崎善三、笠岡幸三、片山喜久治、前川渉、宮本一成、上田一晴、福井輝、有田英一、谷野久幸、肥後鈴子、西宮利江、大田八百子、阿賀勇、井藤素一、等の人でスリランカやビルマより聖僧の参加して励まして下さるなどのこともあり月一回を二回にしようなどと熱心な人の発意もあり、第三日曜日の朝が充てられることとなった。

坐禅堂の整備も喚鐘が吊るされ、文殊菩薩像も中央に安置せられたが12月7日盛大に除幕式が勤修せられた。
この坐禅堂は、第七代在天益龍和尚が大石良雄常袖の観音像が寄進されていたのを発願して、観音堂をして建てられたものであるが、義士木像の寄進が続出したため木像殿となり、益龍和尚の志が第二十四世牧仙和尚の世に達成され、今日の坐禅会が続けられて内単、外単ともに満坐となり、頭陀賞授賞14名におよぶとは慶賀の至りである。

坐禅に参加した人の感想文が学林年報第4号に載せられてありますが洵(まこと)に尊いことと欣(よろこ)びに堪えない。

赤穂学林年報 第五号(創立十周年記念号・平成7年8月10日発行)より


写経会

写経会 前川渉

この度赤穂学林創始十周年を記念して各部会の責任者に記念誌発行のための原稿の依頼があり、発会の時期を調べたところ、7年前であることが判明し、今更ながら月日の経つのが早いのに私自身驚愕しています。

さて、最初は宮本さんの発想で、私達有志の者ではじめ私たちが少し慣れたときに写経を希望される一般参拝者にお推めしてはということでありましたが議論の末後者の方は当分の間見合わせることにしました。

宮本さんが各地の写経の資料を取り寄せられ、又それで種々の議論がありましたが、結局方丈様の提案された楷書の現行の手本に落着しました。
次にどのような方式で行うのか別に決まった方式があるのかも判らなかったのですが、何れにしても「般若心経」を書写するので、先ず本堂佛前で参加者全員で般若心経を読誦し、その後に写経に着手することにしました。

最初は写経机もなく古い「長膳」で経机の代わりをして始めたものでありますが、最初は参加の皆様はあの細字を上手に書き写そうと一生懸命であったように見受けられました。
しかし、そのうちに写経は字の上手下手に関係なく、お経の心を一字一字丁寧に書写させてもらうものであることに気付かれたものと思います。
一枚のお経を心を込めて書写し終った時には心身共に安定し、清々しい気持になるもので、これもお寺という雰囲気の中で行ってこそはじめて味わえるものではないかと思います。
自宅で何かに取り付かれたように何枚も何枚も写経される人がありますが、これはどうかと思います。

書写したお経はその日のものを一まとめにし、佛前にて保管してもらっていますので粗末にならなくて良いと思います。

また、毎年八月四万八千日の日に一年分書写したお経を各地から参拝された人の奉納された写経と一緒に観音様にお供えするのも年中の行事の一つとして定着したように思います。

以上のような次第で、写経を続けることによって自然にお経を覚えることになり、また一字一字書写することによってお経の意味も薄っすらと分かってくるようになってきます。

今後写経会が発展するためには、一人でも多く参加されこの雰囲気を味わっていただきたいと思います。
毎月第二、第四日曜日午後二時から始まりますので手ぶらで参加していただいたら結構です用具は一切揃えてあります。

赤穂学林年報 第五号(創立十周年記念号・平成7年8月10日発行)より


古文書会

古文書会 浜本郁子

由緒ある花岳寺の、無罣礙の額のかかっているお部屋で、浜田先生の御指導のもとに、学識経験豊かな諸先生方のお側で学ばせて頂けます事を、この上もなく幸せに存じて居ります。

お寺の古文書の整理のお手伝の時には、大石神社創建に関わる沢山の資料と出会いました。仙珪和尚様の御苦労を偲び、今まで知らなかった事を恥ずかしく思いました。

お寺に残って居ります、幕末維新期の「お城日記」の解読では、歴史の変わり目の赤穂藩の様子を知り楽しうございました。

又山鹿素行の「配所残筆」の解読では素行の一生がよく分かりドラマを見ているようで、心に残っております。

みみずのはったような字--日本人が書いたものなのに、なかなか読めるようにはなりません。

しかし、その宇の中から様々な人間模様・その頃のくらしの有様・歴史もちょっぴり覗かせて頂いて居ります。

読めなければ、余計読みたくなり、楽しんでがんばって居ります。有難うございます。

赤穂学林年報 第五号(創立十周年記念号・平成7年8月10日発行)より


茶道会

茶道会 竹原共美

生活から離れ、華やかで、煌やかな面が目立ち、茶道などは一部の人の遊技に思われがちで……

できれば本来にもどりたい--そういう思いで発足以来、少人数ながら茶道会を続けてまいりました。

茶道本来--とはいうものの、どういう方向から考え、掘り下げていけばよいのか判らず、手さぐりながら、とにかく、そういう思いを持って続けていくことでした。

今、時代を思うに、日本人が、原点に、日本人的幸福感を求めているように思えます。

民族的には、気象条件と相侯って、温和で感じやすい心を持った私たちは、花を思い、月を愛で、雪を感じながら、自然と戯れ、対話し、それを謙虚に自分達の生活にとり入れる工夫をしてきました。

その、なにげない自然との関りが、どんなに大切であったか、合理性を追求したのちの人々の心に、もどりつつあるように思います。

普段の生活と茶道との関りに”難しいもの”という意識が除かれれば、だれのものにもなり得、豊かな生活手段と出来得るのではないでしょうか。

私達、茶道会は、どなたの訪れをも、お待ちしています。

赤穂学林年報 第五号(創立十周年記念号・平成7年8月10日発行)より


水墨画とお花

榊先生作品 お花

版木の会

版木の会作品と受講風景

原始仏教講座

赤穂学林十周年に寄せて 北野政子

私は平成四年の十一月から原始仏教講座に参加させて頂いています。その間片山先生にはお忙がしい時間を割いて終始変らぬ静かな態度でしかも熱心に誠意を以て教えて下さり誠に有難く心から感謝致して居ります。

平凡な私の人生も振返れば色々な事がありました。嬉しい事悲しい事様々です。結婚出産育児姑との確執病気入院怪我手術、子や孫の怪我事故等々その度毎に反省懺悔感謝して参りましたが六十二才の或日一つの事件が私の自尊心を決定的に打ちのめしました。自己の無力さを痛感すると共にただ忍んで待つしかない事を悟りました。そんな時原始仏教との出会いが無明の私の目を開いて下さったのです。日を経るに従ってこの世の苦は、つきつめて考えれば何もかも我が身口意の悪業から発しているという事を知ったのです。愛見慢に凝り固まった私であったと気付かされたのです。そんな私も前世で少しは良い事をしていたのでしょうか、受け難き人身を既に受け会い難き仏法に会わしめ給うた事を思うと今迄の苦難はすべて私をお育て下さる為の仏の慈悲であったと知らされます。仏道を歩ましめる為の仏の導きであったと感謝するのでございます。金平糖のように角だらけの私の心の角がほんの少しでも削れてきたとするならばそれは教えのお陰です。法句経の御講義では先生の御名訳で流れる様な心地よい響きが釈尊の御声に直かに触れさせて頂いている思いがして自ら頭が下ります。今読み返し二千五百年前王位を捨てゆるぎない真理の道を歩み続けられ人々を救い給う釈尊の御生涯を思うにつけ「生死事大無常迅速この身この世に於て度せずんば何れの世にか度せん」の道元禅師のお声が胸に迫って参ります。

怒る勿れ貧る勿れ愚痴に走る勿れ、私は業の相続人業報の理を辨え悪をなす勿れ、十戒を守り四摂法を行いそれが御恩に報いる道と自己に言い聞かせ、遅ればせながら及ばずながら日常の雑事に心をこめて常に微笑を以て穏やかな言葉で語り人様の身になって物事に処して行く教えに不動心で随順し、「ダンモーハヴェダンマチャーリ

ンラッカティ」この御言葉を杖として、祈りつつそんな人になりたいならせて下さいと切望して居ります。

今後共どうぞよろしく御指導下さいます様お願い申し上げます。感謝を込めて(合掌)

赤穂学林年報 第五号(創立十周年記念号・平成7年8月10日発行)より


仏教セミナー

仏教セミナーに思うこと 片上喜久治

世間では仏教は難解だという人が案外に多い。それではわかりにくいところを全部すてて、自分の身のたけにそろえてしまうような自己流の理解は、正しいものといえないのでなかろうかと思う。

わたくしたちは、釈尊の教えに照らされて自分の愚かさを気づくためにこのセミナーに参加して、いままで見えなかったものがよく見えるようになるのである。

赤穂学林年報 第五号(創立十周年記念号・平成7年8月10日発行)より


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「台雲山花岳寺」所在地
〒678-0239
兵庫県赤穂市加里屋1992番地
電話 0791(42)2068
拝観時間 午前9時~午後4時
JR播州赤穂駅から徒歩約10分